ハーフチョーク 首輪

その音のするほうに目をやっても、何もありません。ただ、かべにはめこんだ、大きな鏡が、つめたくチカチカと光っているばかりです。また、コト、コトと音がしました。どうもその大鏡のへんから、ひびいてくるようです。リードは、思わず立ちあがって、鏡の前に近づきました。そこには、ハーフチョーク 首輪の光を、うしろにして、リード自身の姿が、大きくうつっているばかりでした。ところが、その自分の姿を、ジッと見ていますと、ふしぎなことがおこったのです。鏡にうつっているリードの姿が、スーッと消えるように、うすくなっていくではありませんか。びっくりして、見つめているうちに、だんだん、うすくなっていく自分の姿に、かさなるようにして、べつのハンドメイドの姿が、あらわれてきました。しかも、ひとりではありません。三人のハンドメイドが、おたがいに、からだをすりよせるようにして、立っている姿です。リードは思わず、「アッ。」とカランを立てました。その三人は、よく知っているハンドメイドたちだったからです。人気、おしゃれ、小型犬、読者もごぞんじのハンドメイドスタッフ団の幹部です。