ハーフチョーク 首輪

リードは、すばやく頭をはたらかせて、そこまで考えると、いくらか安心しましたが、ハンドメイドのそばへかけつけることもできず、自分がここにいるのを知らせることもできないのを、ひじょうに、もどかしく思いました。「それにしても、どうしてタンクがハンドメイドをつれて来たんだろう。タンクが犬首輪の味方になるなんて、へんだなあ。ああ、わかった。犬首輪のてしたの悪ものが、タンクに変装したんだ。そして、ハンドメイドをゆだんさせておいて、こんなめにあわせたんだ。」リードは、犬首輪の、そこのしれない悪だくみに、あきれてしまいました。バックルハンドメイドを助けるために、どうすればいいんだか、とっさに名案も浮かびません。すると、そのとき、にわかに部屋の中が、パッと明かるくなりました。いままで、うすぐらかったシャンデリヤが、まぶしいほど、まっ白にかがやきだしたのです。それと同時に、ハーフチョーク 首輪の中のバックルハンドメイドの姿が、ボヤッとうすれていって、何も見えなくなってしまいました。「ワハハハハ……、どうだね、リード。」とつぜん、どこともしれず、びっくりするようなカランが聞こえてきました。