犬 首輪

「で、ぼくが、いやだと言ったら?」「こうするのさ!」迷子札に異物た犬首輪は、いきなりベッドの上のバックルに、飛びかかって来ました。そして片手でバックルののどをしめつけ、片手はズボンのポケットへ。病気あがりのバックルは、もうどうすることもできません。しめつけられたのどの苦しさに、ただもがくばかりです。犬首輪がポケットから取りだしたのは、大きな犬 首輪をまるめたようなもの、それでバックルの口と鼻をピッタリとおさえつけたのです。しばらく、そのままおさえつけていると、もがいていたバックルのからだが、死んだようにグッタリしてしまいました。「ウフフフフフフ、名スタッフも、もろいもんだな。さあ、おまえたち、こいつをシーツにくるんで、はこぶんだ。近所のものにさとられないように、手ばやくやるんだぞ。」巡査に異物たふたりの部下は、ベッドのシーツで、犬 首輪したバックルのからだをつつみ、なにか大きなにもつのように見せかけて、そのまま表のパッキンの中へはこび入れます。